おせんべいが出来るまで
how-to-make
三平堂のお煎餅がどのように作られるのかをご紹介します。非常に手間暇がかかっていてびっくりするかもしれません。
手作業にこだわっていますので、大量生産はできません。
手作業にこだわっていますので、大量生産はできません。

せんべい焼き
まずは火おこし。火種となる小さい炭で火をおこし、大きな備長炭に火を移していきます。火おこしだけで1時間以上かかります。
お煎餅の種類によって必要な火力も変わってくるので、火力と炭の配置を調整します。
火がおきたら、お煎餅生地を1枚ずつ炭火で焼いていきます。
最初に瓦で押すことでお煎餅の硬さ加減を調整します。
ここが三平堂ならではのお煎餅を引き出すところです!
またぷくっと膨れて曲がった形を整えたりもします。
その後、向いの人が両面をこんがりときつね色に色付けします。
焦げ具合の調整は職人の腕の見せ所!

しょう油つけ
しょう油も1枚ずつ手作業にてハケで塗っていきます。
たまり醤油や白醤油などお煎餅の種類に合わせて塗り分けています。
お煎餅の種類や季節によって味わいを変えるため、塗る量も調整しています。
手作業だから出来る技です!

たこつぼ
ザラメや海苔貼りなどの付けはりものでは、しょうゆを付けた段階で、たこ壺のような形の装置で回転させて多少の乾燥と粘りを出します。
ザラメの粒や海苔を付きやすくするためです。
ガランガランと音を立ててお煎餅が回転していきます。

付けはりもの
ザラメや海苔はり、にんにくなどのお煎餅は、醤油を塗り、たこ壷の工程を経てから付けていきます。
そのため、他のお煎餅より手間暇がかかります。
また、お煎餅も乾燥しやすいようにきれいに並べて乾燥箱に入れていきます。

乾そう
お煎餅の醤油を熱風で乾燥させます。
強火に当てすぎると焦げてしまうことがあるので、火加減の調整が重要です。

袋詰め
乾燥したお煎餅を1枚ずつ袋に詰めていき、
封をシール機で行います。
これも全て手作業で行っているのです
これで、お煎餅の完成です。
この後箱詰め・包装・陳列が行われます。
三平堂の店舗紹介
店内、店前を360度画像で紹介します。