お中元・夏ギフトにぴったり!可愛いデザインのし紙6選
2021.06.25
おせんべい
手焼き煎餅三平堂ではお煎餅のもとになる生地を作っていません。
創業より変わらないところです。
これは三平堂のこだわり、
「餅は餅屋 その道のプロに任せた方がいいものが出来る」
だからです。
ただ我々は実際に生地を作っているところを見たことがありません。
なので、この度生地作り工程を見学させていただくことになりました。
すぐ近くには有名な蔵王があり、
駅を降りても、とってものどかで空気が良い、水が良いということが感じられます。
(ちょっと足を延ばして蔵王スキー場を下見に行ったりもして来ました。紅葉は終わったそうです。)
さてさて初潜入!
生地作りの工程は大まかに以下のようになっています。
お米の水洗 → 製粉 → 蒸す → 水冷 → 練る・つく
→ 成型・型抜き → 乾燥 → 検査 → 梱包・出荷
1つずつ工程を調査です!
(写真がNGだったのでイメージ写真です。雰囲気を感じていただけたら幸いです。)
目次
粉となったお米は水と混ぜて圧力をかけ蒸練機を用いて蒸しあげます。
ここも重要な工程で、しっかりと圧と水を使うことでアルファ化を促します。
アルファ化することで美味しさを閉じ込めるのです!
アルファ化は後の工程にも影響します。
生地がべとべとになるので型抜きの工程が大変です。
それでもお煎餅の美味しさを求め、あえて実施しているのです。
唾が出る美味しさ、それが庄司製菓さんの生地の特徴「4つ目の特徴」です!
蒸されたお米はつき立てお餅のような塊となって出てきます。
それを水槽で冷やします。
水槽は全体が円形でカマンベールチーズのような形で仕切られた水槽となっています。
切り抜かれた生地は網の上に綺麗に整然と並べられます。
型は単純な丸型から四角、お魚の形、お花、特注品など様々な形の型を保有しており、保有している型の種類が日本一多いそうで100種類以上の型を持っています。「6つ目の特徴」
蒸気乾燥機でゆっくり時間をかけて乾燥させます。
昔は天日で乾燥していたところもあるようですが、季節に左右されてしまいますよね。
蒸気乾燥機で安定して乾燥が出来ます。
乾燥からあがった生地は、目視検査、金属探知機、色彩選別機で検査を行います。「7つ目の特徴」
色彩選別機はフルカラーで色で異物や違う煎餅が混じることを排除しています。
最後に段ボールに梱包され、三平堂に出荷されます。
以上が、庄司製菓さんの生地作りです。
とてもこだわりを持って生地作りをされており、安心して生地作りをお任せできます。
三平堂は焼き工程に一層の磨きをかけなくてはと感じました!!